内容説明
パンは不潔な手で持ってもかまわないが、寿司は困る、パンは乾いているが、寿司は濡れているから、とフランス人の友が言った。何がキレイで何がキタナイか。日本とフランスの清潔感を比べて、トイレの概念、パン屋の造り、握手やビズー(キッス)の習慣、ペットや寄生虫の問題、他者への愛や自己犠牲の意味などを話題にしつつ、人間にとって清潔とは何かを考える。日本人の過度な清潔志向が問題にされ、時にはそれが悪者扱いされる昨今だが、清潔を求めるのは、人間の本能であり、欲望であり、そして快楽であり、これなしには人間は生きていけないとさえ言える。私たちの清潔への願望を、どのようにしたら正しい方向へ持っていけるのかという問題に、この書は答える。
目次
清潔マニアって何?
母が清潔を教えてくれた
武士はお金に触らない
犬や猫との同居生活
寿司屋は清潔を食べさせる
パンは決して汚れない
パンは神、シャリは仏
不潔は罪悪ではない
握手やビズーはお好き?
接触か無接触か〔ほか〕
著者等紹介
小野しまと[オノシマト]
評論家、元大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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