内容説明
市民により、市民の権利として勝ち取られ発展してきたアメリカの陪審制度の歴史を辿り日本の裁判員制度の意義を考える。
目次
第1章 アメリカ陪審制度の歴史(中世のヨーロッパ;植民地時代のアメリカ)
第2章 現代の陪審制度の展開(スコッツボローの少年たちScottsboro Boys;ロドニー・キング事件;O.J.シンプソン事件)
第3章 日系人とアメリカ司法制度との関わり(第二次世界大戦と日系人;コレマツ事件;日系人に対する偏見;中東系アメリカ人への偏見;現代の裁判;服部君事件;アジア系アメリカ人に対する偏見)
第4章 日本の裁判員制度(戦前の陪審制度;裁判員制度)
著者等紹介
大蔵昌枝[オオクラマサエ]
ジョージア州弁護士。1987年東京外国語大学中国語学科卒業。2002年サウス・カロライナ大学経営学大学院・ロースクール卒業。経営学修士号(MBA)・法学博士号(JD)取得。1997年U.S.CPA試験合格。日本にて証券会社や製造会社の国際事業部の勤務を経て、ジョージア州アトランタ市の法律事務所に勤務。現在ベーカー・ドネルソン法律事務所に勤務。1966年から1972年までカナダ・オンタリオ州に在住。中国広東省、大連に在住歴有。日本語、英語、中国語に精通(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 日本国家「最後の勝ち方」