内容説明
「ミステリ・マガジン」「ＳＦマガジン」の挿絵を長年担当した金森達の原画集。カラー・モノクロイラスト、１５２点を収録。
著者等紹介
金森達［カナモリトオル］
昭和７年（１９３２）１０月２５日、大阪生まれ。昭和２４年（１９４９）広島県立土生高等学校（現在の広島県立因島高等学校）へ入学。昭和２７年（１９５２）高校卒業後、企業スポーツ選手として、帝国人造絹絲株式会社（現在の帝人株式会社）に入社。昭和２９年（１９５４）金沢美術工芸大学陶磁科へ入学。昭和３１年（１９５６）大学を中退。上京。昭和３６年（１９６１）「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」（５月号）のカットを手掛ける。出版関係のイラストの仕事が増えてくる。昭和５０～５５年ごろ（１９７０年代半ば～８０年代）ハードバイオレンスの流行作家、西村寿行のほとんどの作品のカバーと挿絵を描き、多忙を極める。その他、図鑑（小学館、学研他）などを多数手掛けた。平成２０年（２００８）青梅市に住む。現役の絵描きとして創作活動に打ち込んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kei-zu
13
オールドSFファンには懐かしいアート集。 刊行時に買い損ね、その後入手できず悔しい思いをしていたところを手頃な価格の古書を見つけて入手。 前半はコンビが多かった光瀬龍の小説に、後半はその他のSF作品に寄せられたイラストを収録。 巻末の解説にある「メカを描いても土の触感」という指摘は、なるほど。 白黒作品の収録が多く、いずれも美しいが、ハヤカワSF文庫「宇宙大作戦」シリーズの表紙をずらりと眺めたかった思いはある。2022/04/13
いちはじめ
4
光瀬龍作品のイラストとその他のＳＦイラストの二部構成。僕も光瀬龍のイラストでの印象が一番強かっただけに、納得。中でも一番好きな「喪なわれた都市の記録」をカバーに持ってくるあたりのチョイスが心憎い。金森達はもっと評価されてもよいのではないかと、改めて思う。2009/07/16
ナンさん
1
これは良い♪ 数々のSF作家の挿絵を彩った作品が一気に見る事が出来るのは感涙ものです♪ 2019/01/20
ryonkr
1
すばらしいイラストでした。2008/05/05
