内容説明
地球の重力の700倍もの超能力を持つ主人公タケルが、闇の統一世界主義者勢力に一人立ち向かう大スペクタクル・冒険ロマン。フリージャーナリストのタケルは、南米に潜むナチス第四帝国“太陽の申し子”に関する文書を手に入れる。この文書をもとに現地に飛んだタケルの周囲には、モサドや国家機関、秘密結社の影がまとわりつき始める。そして、タケルは謎の核心へと迫っていくが―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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'86年に講談社ノベルスで三部作として出版された作品を一冊にまとめた書籍です。 悪い意味で'80年代らしい作品で、所々に'80年代的なオシャレ感を散りばめているので、読んでるこっちが恥ずかしくなりましたよ。 また、カタカナの使い方が独特で、スタディオとかインタヴュウとかエレヴェータァといったような文字を目にする度に、心の中で舌打ちしてました。 同じ時代の笠井潔、船戸与一、ロバート・ラドラムといった作家の作品を思い起こさせる部分もありましたが、全体的には退屈させられました。2015/11/19