セルフビルド―家をつくる自由

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784947702609
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

内容説明

人には自分の住みかをつくる自由がある。素人が建てたセルフビルドのおもしろ物件30軒を紹介。

目次

第1章 セルフビルドの極みへ(草の生い茂る屋根の家―白水艸と月霖荘‐瀬川邸;YS11のドアがあるドームハウス―佐藤邸 ほか)
第2章 自由自在のセルフビルド(古材・廃材・もらいもので建てた家―加藤邸;二万坪の敷地に建つセルフビルド建築群―上田邸 ほか)
第3章 セルフビルドは脱建築へ(見晴亭の伝説;建具まで手づくりの家―沼田邸 ほか)
第4章 ハーフビルドという選択(古材を再生した曲がり梁の家―小林邸;吹き抜けのある白壁の家―石川邸 ほか)

著者等紹介

蔵前仁一[クラマエジンイチ]
作家、旅行雑誌『旅行人』編集・発行人。1956年、鹿児島生まれ。慶応大学卒。1980年代初めからアジア・アフリカを中心に世界各地を旅行し、旅行記、エッセイなどを発表する

矢津田義則[ヤツダヨシノリ]
陶芸家。1961年、福岡県生まれ。1984年、大学卒業後、東京で図書館員として勤務。1985年から西チベット、インド、ネパール、シッキム、タイ、メキシコ、グアテマラ、インドネシアなどを旅し、1988年から北関東の里山に移住。築窯し、陶芸家として独立。東京を中心に個展活動をしている。いつの間にかセルフビルド始める

渡邉義孝[ワタナベヨシタカ]
一級建築士。1966年、京都府生まれ。県立船橋高卒。型枠大工、保線工などを経て、鈴木喜一建築計画工房に入所。住宅設計、民家再生、文化財調査等を担当。2004年風組・渡邉設計室を設立。NPO東京を描く市民の会理事。ユーラシア各国を巡り、建築や生活に関するエッセイも発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

28
家を作るってもっと自由でいいんじゃないだろうか。そんなことを考え始めていた自分たちを友人がいろいろな人に紹介してくれたので、現在夢が広がりまくってます。特にアースバッグ!インスタでいろいろつながれたので、今後もっともっと研究してみたいなあ。夫はアースシップにも興味津々です。2020/08/18

ジュースの素

12
蔵前氏が世界を歩いて来て本当に様々な家に出会って感動したと先に読んだ本に書いていた。建築家や工務店に任せるのが普通として来たが自分でも時間をかけて住処を造れるのだと日本の各地でセルフビルドの家を訪ねて紹介した本。大抵の家が何年もかかっているが素敵な手作りの家がいっぱいで、やはり家を造るのは究極の贅沢なんだなぁ。工務店では提案しないような工夫もあって凄い。日本はいろんな法律があってそれでつまづいた事もあるのだろうな。2018/06/08

mura_海竜

11
2007年の著。すべての家が自然に調和して、施主自ら計画し、建てられている。ビルダーは陶芸や農業をしている人が多い(髭の人も多い)。法規の話は 2ページのみで少し残念かなあ。元々都市計画区域外に建っている家が多いんだろうケド。建築基準法は上記区域外だったら適用にならない。しかし、排水基準などは遵守した方が...どうなっているんだろう。個人的には「草が生い茂る屋根の家」(表紙)が良かった。2013/01/06

Humbaba

9
熱意と情熱さえあれば、素人が家を作ることすら可能である。プロと同じように細かなところまで完全には作れない部分もあるし、そもそも作るためには時間がかかるというところは避けられない。それでも、自分で作った家だからこそ普通ならばできないようなことすら可能である。2014/11/05

テツ

7
贅沢な玩具だなあというのが感想。自分で好きなように居住が目的ではないセカンドハウスを作り上げるというのは楽しいだろうなあ。こどもの頃の秘密基地がそのままスケールアップしたかのようなワクワク感。いつか引退して時間があり余ったらこういうことをして遊べたら良いな。今のうちにイメージを膨らませておきます。2015/02/03

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