内容説明
詩作に打ち込んだ30数年。妻多鶴子との結婚30年。一人の障害者が見つけた生きる力、生きる知恵。それが「詩」だった。
目次
作品編1 二〇〇三‐二〇〇五(ほたる;ボクの詩;あゆみちゃん ほか)
作品編2 一九七二‐一九九二(魂を返せ;口述筆記;あいつ ほか)
作品編3 一九九二‐二〇〇三(今;波打つお腹;ザラザラの手 ほか)
著者等紹介
浜野伸二郎[ハマノシンジロウ]
1952年兵庫県高砂市に生まれる。1956年先天性脳性小児麻痺と診断される。1967年高砂市・加古川市組合立宝殿中学校入学。1970年兵庫県立播磨養護学校高等部に聴講生として入学。1970年障害児(者)と健常児(者)と支援者の組織者が福祉向上を目指す組織『雑草の会』を設立し会長に就任。1971年兵庫県立播磨養護学校高等部を退学。1971年『姫路文学人会議』同人となり詩作の道に入り、平和運動も開始。1971年カウンセラーに認定されると共に福祉の講演を始める。1972年処女詩集『人間』―情念―を自費出版(以後十冊の詩集と一冊の自分史を編み数々の賞を受賞)。1998年『姫路自立生活支援センターをつくる会』会長に就任。2000年『はりまピースセンター』を設立し、代表に就任。2001年ピア・カウンセラーとして認定される。2002年『姫路自立生活支援センター』を退会。2003年『NPO法人福祉生活サポートセンターはりま』を設立し、理事長に就任。2004年ヘルパー事業所が取り消し処分を受ける。2005年取り消し処分の不当性を主張し、身の証を求め闘い続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。