内容説明
脳性小児麻痺による重度の身体障害者として生きねばならなかったジョージの運命を変えたのは、電動車椅子サッカーだろう。23才で車椅子に乗り、34才から夜間中学・通信高校へ。出会いがジョージの生き方を変え、少しずつ挑戦と自立に向かう、ジョージの半生記。
目次
第1部 少年時代(出生―貧困と苦しさ;幼児期―病院通い;少年期―夢物語;過ぎゆく日々―悲劇と崩壊;大阪へ―再起をかけて;兄と祖母―悪夢)
第2部 青年時代(思春期―アイドル;自立への道―苦闘;始まり―出会いと失恋;誕生―スポーツ改革)
第3部 挑戦の時代(飛躍―ある挑戦へ;チャンス―再挑戦;初体験―学校生活;夢の続き―卒業と恋)
第4部 自立の時代(夢の続き(2)―未知の発見
非情―父の死
対立―誤解と落胆
生きる―見果てぬ夢)
著者等紹介
ジョージ土井[ジョージドイ]
本名、土井俊次。1956年6月27日奈良県吉野郡吉野町に生まれる。生後間もなく脳性小児麻痺と診断され、寝たきりの生活を送るが、23歳にて車椅子生活となる。大阪市長居障害者スポーツセンターに通い始めたのをきっかけに、電動車椅子サッカー同好会を発足。また未就学を取り戻すため、1991年大阪市立天王寺中学校夜間学級に入学、1996年卒業。同年大阪府立桃谷高等学校に入学、2000年卒業。2003年日本電動車椅子サッカー連盟会長を退任
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