内容説明
子どもたちは漢字の読み書きが大好き。ただし、機械的な反復練習は嫌い。最近、科学的な漢字指導法を２０年余の研究からまとめました。内容は、音訓・意味・成り立ち・熟語・使い方の５過程を１つの漢字の学習で一緒にする（１セット５過程の漢字指導）のです。これで理解力・表現力・思考力を高める漢字力が着く指導書です。
目次
１ 低・中・高学年の漢字指導の実践（１年生の漢字指導のポイント（カタカナは、漢字指導の基礎）
２年生の漢字指導のポイント（ことばとして学ぶ楽しさ）
３・４年生の漢字指導のポイント（読む・書く・聞く・話すを取り入れる）（漢字のはたらき・成り立ちを大切に）
５・６年生の漢字指導のポイント（学習上欠かせない漢字学習）（漢字を楽に身につけさせる方法））
２ 漢字指導の理論（漢字の重要性と漢字が身に着かないわけ；国語科教育の構造と漢字指導；ことばの発達と漢字指導；漢字指導の構造・指導過程・言語中枢；教育漢字の精選―６００字をしっかりと・付録・資料（各学年の精選案））
