目次
金曜日は雨
自転車に乗った貴婦人たち
化粧する女
ロマンチックな風景
私の詩人・私の猫
姉妹たち
聖なる手１
花園にて
私は待っている
夏の夢Ｂ
青い椅子
バラはバラ
愛の瞬間
マリリンの半分
彼女の会話
少し長い指を持ったスフィンクス
光る海
光琳賦
富士讃歌
バイオリン
戌
ナイトクラブミュージックＡ
出を待つ天使
著者等紹介
池田満寿夫［イケダマスオ］
１９３４年２月２３日、旧満州国奉天市（現、中国遼寧省瀋陽）に生まれる。１９４９年長野県立長野北高等学校（現、長野高等学校）に入学する。１９５５年靉嘔、真鍋博、堀内康司とグループ「実在者」を結成。１９５６年画家・瑛九のすすめで色彩銅版画を始め銅版画を初出版する。１９６０年「第２回東京国際版画ビエンナーレ展」で文部大臣賞（『女・動物たち』他２点）を受賞。一躍脚光をあびる。１９６１年初の個展「池田満寿夫銅版画展」を不忍画廊で開催。１９６４年「第４回東京国際版画ビエンナーレ展」で国立近代美術館賞（『化粧する女』他２点）を受賞。１９６５年ニューヨーク近代美術館で日本人として初の個展が開催される。１９６６年棟方志功に次いでヴェネツィア・ビエンナーレ展の版画部門国際大賞を受賞。版画家としての最高の評価を得る。１９７７年小説『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞、各方面から注目が集まりＴＶ出演、映画、文筆と多方面で活躍。１９９７年３月８日、急性心不全で逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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