内容説明
年々、悪質化する交通犯罪。ずさん捜査も手伝って、事故後もなお苦しみ続ける人々―。最愛の肉親を突然奪われた人、深刻な後遺障害に苦しむ人、死人に口無し、入院中の負傷者は証言もできず、加害者証言だけから罪を着せられてしまった人…こんな理不尽がまかり通っていいのか。
目次
悪質化する交通犯罪(飲酒厳罰化でひき逃げ急増―東京・岩崎事件;加害者は前科14犯―北海道・清澤事件;ネット中傷の犯人は事故の加害者だった―大阪・角野事件)
「真実」はどこに?―ずさん捜査とのたたかい(ずさんな捜査が招いた「無罪判決」―埼玉・松村事件;一〇年目に覆った真実―神奈川・水野事件 ほか)
一命はとりとめたけれど…(他力依存は後悔の種―東京・北原事件;俺はこんな道、走っていない!―東京・後藤事件;高次脳機能障害とのたたかい―大阪・阿部事件 ほか)
著者等紹介
柳原三佳[ヤナギハラミカ]
ノンフィクション作家。1963年生まれ。京都女子大学短期大学部国文科卒業。主婦業・子育てをこなしながら、交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行なう。『週刊朝日』に連載した告発ルポは、自賠責保険制度の大改正につながり、話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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