内容説明
いつ起きるかわからない離婚、親の扶養、財産分与、遺産分割、遺言などをめぐる家庭内の紛争。その数は年間60万件に及ぶという。この裁判のルールを知らないでいると、非常識な結論に泣かされることもある。懇切丁寧な本書は、「転ばぬ先の杖」です。
目次
第1章 はじめて家庭裁判所を利用する人へ(家事調停や家事審判の対象となるのはどんな事件か;家事調停と家事審判の流れ ほか)
第2章 家事事件の申立てはどのようにするのか(家事調停申立書はどのように書くのか;家事審判申立書はどのように書くのか ほか)
第3章 家事事件の審理はどのように行なわれるのか(家事調停の手続はどのように行なわれるのか;家事審判の手続はどのように行なわれるのか ほか)
第4章 家事事件の審判に不服がある場合はどうするか(家事事件の審判に対する不服申立てはどのようにするのか;不服申立ての即時抗告申立書はどのように書くのか ほか)
第5章 家事事件の書式例にはどのようなものがあるか(扶養に関する家事事件;相続に関する家事事件 ほか)
著者等紹介
矢野輝雄[ヤノテルオ]
1960年、NHK(日本放送協会)入局。番組編成、番組制作、著作権、工業所有権のライセンス契約などを担当。元NHKマネージング・ディレクター。元NHK文化センター講師。現在、矢野行政書士社会保険労務士事務所長
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