臨界被曝の衝撃―いまあらためて問う原子力

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784947637642
  • NDC分類 539
  • Cコード C0036

内容説明

臨界事故とは何だったのか?出口を失いつつある日本の原子力開発を根底から問い直し、この狭い国土に52基もの原発が稼動しているシビアな現実を直視しながら、問題の核心に迫る。いざというとき、知は命を守る。原子力災害を起こさせないようにするにはどうしたらよいか、また原子力事故に遭遇したとき、私たちはどう行動したらよいか、やさしく説く。

目次

第1部 臨界事故とは何だったのか(臨界事故はなぜ起きたのか;被曝をめぐる人間ドラマ;「大事故」か「重大事故」か ほか)
第2部 私たちの問題としての原子力発電(臨界事故の教訓と原子力施設の安全;原子力政策はこれでも揺るがないのか;日本人と原子力―その付き合い方 ほか)
第3部 いざ、というときのために(私たちは守られているか;だれでもできる原子力災害への備え―Q&A原子力防災;これだけは知っておきたい放射能と放射線)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緑のたぬき

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JCOが地元消防に原子力災害と伝えず通報し消防士を被曝させ、政府も正確に事態を把握できずに、避難指示が遅れ地元住民を被曝させるという、2011年福島原発事故と同じ杜撰な対応が書かれている。 本書には福島原発での原子炉への部品落下事故の隠蔽が言及されているが、事故前に書かれたこの書を読むと、福島原発の人災は起こるべくして起きたのではないか?そう思えてならない。2018/08/11

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