内容説明
その時期ごとに著者の熱中した作家たち―。宇野浩二の文学的生涯をとらえた「宇野浩二―その出発から終焉まで」、川端晩年の痛ましいばかりに孤独な内面を追求した「片腕」論、「雪」論、阿部知二の処女作前夜ともいうべき八高時代の「歌稿」一六八首を解明した論、姫路という視点から鳥瞰された「阿部知二―城のある街」など、稀有な作家三人の肖像を描く。
目次
宇野浩二における“夢”―「蔵の中」を中心に
事実と創作の間―「枯木のある風景」論
宇野浩二―その出発から終焉まで
愛の呪縛―「抒情歌」の意味するもの
住吉物語から「住吉」へ
京都と川端康成―「美しさと哀しみと」論
昭和三十年代の川端康成―「眠れる美女」を基軸として
閉ざされた空間―「片腕」論
川端康成と神秘主義―内なる“非在の空間”をめぐって
幻想の果て―「雪」論
阿部知二・最初期の文学活動―八高時代の「歌稿」一六八首を中心に
阿部知二における“抒情”と“官能”―「化生」を中心に
阿部知二とエドガー・アラン・ポオ―「冬の宿」「かげ」を中心に
焼け跡のルネッサンス―知二と戦後の姫路
阿部知二―城のある街
著者等紹介
森本穫[モリモトオサム]
昭和17年福井県生れ、早稲田大学第一文学部卒業。賢明女子学院短期大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 昭和元禄落語心中(8)



