内容説明
あなたがた日本国民が、平和のうちに幸せな生活を送れるように、あなたがたを守るために生まれてきました。わたくしを手放さないでください。わたくしを葬らないでください。
目次
わたくしは日本国憲法です
押しつけ憲法
多数決は民主主義の原則?
小選挙区制について
民主主義―個人の尊厳と基本的人権
再び多数決原理について
教育の重要性
思想教育
ヘイト・スピーチ、極右・ネトウヨについて
もう一度「押しつけ憲法」について
民主主義政党の不在
わたくしの「前文」
集団的自衛権
国民自身の中にある民主主義的で無いものについて
本音と建て前
地方自治の本旨と道州制あるいは大阪府・市一体化構想
特定秘密保護法
護憲派はオオカミ少年なのか
生活保護法の改悪
著者等紹介
鈴木篤[スズキアツシ]
1946年1月2日山梨県石和町で出生。1964年長野県立長野高校卒業。1968年東京大学法学部卒業。1970年弁護士登録。1974年江戸川法律事務所開設。地域の平和運動、組合運動等と連携しつつ、市民のための事務所つくりを進めて現在にいたる。「江戸川憲法読む会」に拠り学習会や講演会を重ねて、憲法問題への関心を市民に広げる活動を続け、原発問題では「さようなら原発江戸川連絡会」を結成して、原発に反対する地域の諸団体の連携強化に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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