内容説明
初恋、母親、初体験、「かみさん」、『ひょうきん族』、『フライデー』事件、愛人、バイク事故、自作の映画の数々、自らの54年間のすべてを語り尽くす。
目次
北野武、死を語る
北野武、愛を語る
北野武、笑いを語る
北野武、テレビを語る
北野武、映画を語る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
22
創造性はほとんどないが、昔ながらの演者としては最高で「職人」だとさんまを評する著者。一方、自分は職人にもなれず、さんまと同じ土俵では勝負できなかったと分析する。既製の笑いを壊してきた半面、師匠深見千三郎や志ん生、文楽等至芸にも惹かれてきたたけし。狂気と正気が違和感なく同居する。2020/02/22
赤字
14
図。北野武の本を初めて読んだ。自分の母親が聖教新聞を摂っていたと軽々しく言ってしまえるのってすごい。映画について語っている部分が興味深かった。「生理の方程式」という所。やっぱり北野映画を観るべきだな。2010/10/23
ぶ~まっくす
6
たけしさん誕生日に読了♪大好きなたけしさんの本。テレビを語るにでてくる「たけしの……」とつく番組はほとんど見てたし覚えてる。タケチャンマンポシェット欲しかった。笑っていいともに対する思いは同じ。2012/01/18
Kaz
5
彼の本は結構読んでいるが、今までで一番哲学的な内容が多かった。特に前半は、彼の今までの言動の根底に流れる思想、哲学が語られていて興味深かった。これまでは、社会、世相に切り込む形で自分を表現していたが、今回は自分自身を見つめ表現しているという印象。いきなりこれを読むとちょっと難しいかも。2014/02/06
北野たけこ
3
私の人生の師匠武さん、もといおじちゃん。ファンになってかれこれ35年。え、35年?笑 フライデー事件の真相やバイク事故のこと、そしてフライデー事件のお姉ちゃんとの馴れ初めを初めて知った。フライデー事件やバイク事故の時は泣いたんだぞ!人生は10かゼロかの生き方をしているあなたをこれからも尊敬して生きます。個人的に読んで本当に良かった。2016/09/16