目次
八年目の十二月八日に
フォー・ジ・アザー・ハーフ・オブ・ザ・スカイ
僕はポールのサインを持っている
山口病患者の了見
談志の照れ笑い
がんばれ、高校球児
ビートルズが英語だった
ロックンロールのためのクラシック
二十四歳のジョンと二十二歳のポールと十三歳の僕〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amanon
2
本書が出て早、三十年近くの月日が…その後、ロッキングオン社から氏の著作が出ていないというのは、何とも惜しい。本来なら数冊くらいは出ていてもおかしくないのに…実は、最初の方は肩透かしを食らった感があった。でも中盤あたりからグイグイ引き込まれてつい一気読み。そして、どうしても「ああ、この人はもういないんだな」という現実を向き合わざるを得ない。正直、納得いかない記述も散見される。でも、でもなぜかそれが妙に説得力を持つのが、著者の書き手のしての魅力だろう。ロック、プロレス、落語の三つをこよなく愛した著者。合掌。2022/03/23
yoyogi kazuo
1
1988年から1990年までの三年間に書いたものの中から選んだ文章。あとがきによれば、もうロックについての原稿など書きたくないと思い、真剣に仕事を変えることを考えていた時期にあたるという。確かに、プロレスや小説などについての文章がけっこう収録されている。プロレスについては興味がないので読み飛ばしたが(申し訳ない)、内田百閒や佐藤泰志についてのコメント(文章というほどではない)は興味深く読んだ。ロックについての文章は、言うまでもなく最高である。2021/10/23
ShogoHirara
1
名著なのに誰も読んでいない(>_<)そうじゃないのかな?(爆)2013/03/22