著者等紹介
市川宣子[イチカワノブコ]
1960年、神奈川県生まれ。『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(福音館書店)で第54回小学館児童出版文化賞、『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは』(ひさかたチャイルド)で第48回野間児童文芸賞、『あまやどり』(文研出版)で第24回ひろすけ童話賞受賞
村田エミコ[ムラタエミコ]
1969年、東京生まれ。年に一回新作版画の展覧会を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
40
個展でお会いしたので、村田エミコさん、ゆっくりと追っかけ中♪ 市川さんも大好きなので、うれしい♪ くじらのくじらんの8つの短いお話。くじらんには、かもめのかもんめを初め、仲良しがいっぱい。バナナをお月様と思い込んだり、南極から連れてきてしまったペンギンの卵を返してやろうとしたり、みんなでいつも大騒ぎ。歌が得意なくじらんに、みんなほのぼの。 「いいことができた いい日でした」という締めくくりの話が多く、ほんわか気分。版画の挿絵、サイコウ! 読んでいる人が少なくて、残念。大人なら30分あれば読めるので、ぜひ!2019/10/09
mntmt
22
優しいくじらんと愉快な仲間たち。ハッピーな気持ちになれる小さなお話8話。版画の挿絵も良かった。2016/10/13
遠い日
6
くじらんと仲間たちの小さなお話、8話。小さな事件や困りごと、ほっと胸にきざす温かさ。海の仲間の明るさとやさしさに元気をもらう。2017/09/23
You
2
子供の感性で読みたい本。くじらんの身の回りで起きた、ただそこで起きただけの、何気ない海の出来事をなんとなく読んで想像を広げて楽しむのである。いるかはざんぶらこ的な世界!(・∀・)2016/10/12
カヤ
1
最初の、くじらんとバナナがツボだった。しらん顔のお日さま。2016/11/12