内容説明
絵本作家が語る、思い出の“うまいもん”。カラーイラスト51枚付き。
目次
春(きつねうどん;ばらずし ほか)
夏(炭酸せんべい;水なす ほか)
秋(あせ葉寿司;たこ焼き ほか)
冬(関東煮;クリスマスケーキ ほか)
著者等紹介
さいとうしのぶ[サイトウシノブ]
堺市に生まれる。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。テキスタイルなどのデザイナーをへて、インターナショナルアカデミー絵本教室に学ぶ。現在、絵本の創作とともに、絵本サークル「ぴーかーぶー」で、手づくり絵本を広める活動をしている。主な作品に『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(文・すとうあさえ、のら書店、第55回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
リッツ
33
まず、きつねうどんから!わぁお!な、きつねうどんから始まります。お好み焼き、バッテラなど大好きなものばか…りでもなく、え?なにそれ?というものも出てきます、言葉は関西よりながら、真ん中よりな三重県人なんだなぁと改めて。でも確かに食卓的には確かに昭和。バタークリームのクリスマスケーキなんて今の子たち知らないよね?同世代でも義妹は、よお食べやんだと言っていたなぁ、うちは母が包丁(笑)入れるのをどれが大きいか目を皿にして見守り、いかに公平に飾りものを分けるか兄と話し合ったな~なんて懐かしく思い出しました。2016/03/20
keith
17
関西のちょっとレトロな食べ物の数々が美味しそうなイラストと共に紹介されてます。パルナスのケーキ。モスクワの味と言いますが残念ながら食べたことはないです。だけど、あのCMソングが今も頭のなかで響いてます。あとはバッテラ。回転寿司でも人気のないネタですね。バッテラを見ると嘉門達夫の「私はバッテラ」という曲を思い出します。そして地元でいうとやはり茶粥はハズせませんね。2017/10/02
バニラ風味
16
さいとうしのぶさん、関西の方だったんですね。私はずっと関東なので、若ごぼう、紅ずいき、おばけ、半助、あせ葉ずしなど知らないものも沢山ありました。本当によくぞ、カラーにしてくれた!と思います。楽しくて美味しそうで、食べてみたくなりました。登場したお店の住所も掲載されているので、いつか近くに行ったら寄ってみたいです。2018/12/02
ぷれば
15
産経新聞夕刊に「マイ・フェイバリット関西」に連載されたモノ。絵本作家の著者が、関西のよいところ、特に関西の食べ物にまつわるアレコレを絵と文で紹介。さいとうしのぶさんは初読みですが、擬人化した食べ物たちがもうヤンチャ風やらカワイイやら…おいしそうでたまりません。今にもたこ焼きや豚まんが、関西弁でワヤワヤしゃべって動きだすんじゃないか!?と思えるくらい元気パワーあふれるイラストにやられました。エッセイも幼い頃や、今がいい感じでミックスされ、楽しめました。絵本も読んでみたい。2016/03/20
そうさん
13
関西大好き、関西の食べ物も勿論大好きな私にはたまらない本!かやくごはんは関西限定の呼び名だったのか。ばってら、菜っ葉の炊いたん、無性に食べたくなった。バタークリームのケーキ、比較的近くにまだ作っているお店があるのは知っているので、今度買ってみようかな。どんな感じなのか、気になる。2019/07/11




