内容説明
「バラクランジャン」は、川にすむ、足のながいとり。こどもをさずけてくれるとり…。
著者等紹介
こんどうなつみ[コンドウナツミ]
近藤菜摘。1982年、兵庫県に生まれる。京都造形芸術大学染織専攻中退。国内外の田舎、海、山、川を旅するのが好き。音楽と踊りが好き。放浪中に出会った高知県幡多郡に住みつき、保育所でアルバイトをしながら絵を描く。現在は再び放浪中。『いのちのおくりもの―バラクランジャンのうた』が初めての絵本(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
19
ジェンベという民族打楽器のリズムと、西アフリカの民族の独特な生き方を元西た、命の誕生讃歌とでも言える物語です。 こんどうなつみさんの骨太の絵のたくましさとあいまって、大陸的な感じのする絵本です。 命の誕生に対する独特な世界観に、圧倒されました。2023/07/08
gtn
18
子を授かりたいという祈り。そのために犠牲になってくれる大木やヤギへの感謝。それらすべてが幸福へとつながっていく。これが、信仰の根幹とも思える。2021/09/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
西アフリカのマリンケ族に伝わる歌を絵本化。川に住むバンクランジャンという鳥に、子どもを授けて欲しいと祈る。音楽と共に祈りを捧げていく。2023/04/25
どら母 学校図書館を考える
2
すごい迫力の絵本。大地の息づかいをかんじる。まだ、未熟で読み聞かせできず…2011/02/17