内容説明
労働力不足、コロナ禍で深まる物流危機、物流産業の構造変化とプラットフォーム革新を解説。物流危機が迫るなかロジスティクス革新が進んでいる。物流企業によるプラットフォーム・サービス、宅配便企業やネット通販企業によるプラットフォーム構築、メガキャリアやインテグレーターによるグローバルロジスティクスサービス等の革新を、プラットフォームの視点から詳説する。
目次
第1章 物流産業組織の革新
第2章 トラック運送事業における労働力不足と労働生産性
第3章 物流産業におけるプラットフォーム革新
第4章 宅配危機における宅配便の革新
第5章 ネット通販事業者のロジスティクス革新
第6章 アマゾンのLPF戦略
第7章 コロナ下における米国小売業者のロジスティクス展開
第8章 コンテナ物流事業の構造変化―メガキャリアとメガフォワーダーによる市場再編
第9章 航空貨物輸送事業の構造変化―航空会社、フォワーダー、インテグレーターの競争・補完
第10章 持続可能なロジスティクスを目指して
著者等紹介
林克彦[ハヤシカツヒコ]
1959年愛知県生まれ。東京工業大学工学部卒業、同大学院理工学研究科(社会工学)修士課程修了。株式会社日通総合研究所、流通科学大学商学部専任講師、助教授、教授を経て、流通経済大学流通情報学部教授。現在、流通経済大学大学院物流情報学研究科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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