内容説明
日本聖書協会総主事の職責を担う著者による、長年にわたる聖書通読経験から紡ぎ出された分かりやすい説教集。聖書自らが語り出す解釈とその絶妙なたとえ話を通して、キリストの内にある無限の知恵と富とが今ここに明らかにされる。
目次
第１部 説教（恵みの川―エゼキエル書四七章１～１２節；赦された恵み―マタイによる福音書一八章２１～３５節；生きて働かれる神―列王記下七章１～１１節、１６～２０節；罪の贖い―ルカによる福音書二十三章３２～４９節；キリストの受難―マタイによる福音書二七章４５～５６節 ほか）
第２部 附録（ｐｏｅｔｉｃ ｅｓｓａｙ 知恵の言葉；ｐｏｅｔｉｃ ｅｓｓａｙ 主からの幻；小論文 神存在の検証論についての一考―ジョン・ヒック（Ｊｏｈｎ Ｈｉｃｋ）の終末論的証明
小論文 「死後の世界」への信仰論的考察）
著者等紹介
渡部信［ワタベマコト］
１９４８年６月７日東京都に生まれる。青山学院大学神学部神学科、西南学院大学神学部専攻科、ベイラー大学大学院宗教学部卒（宗教学Ｍ．Ａ．）。１９７８年、牧師按手礼。１９８２年～１９９８年、日本バプテスト連盟牧師として牧会・伝道に従事。１９９０年～１９９４年、茨城キリスト教大学非常勤講師。１９９８年～現在、財団法人日本聖書協会副総主事、総主事として従事。ＮＣＣ常議員の他、中国委員会委員長、信仰と職制委員会委員。ＡＶＡＣＯ理事、キリスト教文化協会理事、日本キリスト教書販売（株）常任理事、キリスト教文書センター理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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優希
65
とてもわかりやすい説教で心にスッと入ってきます。聖書がそのまま語り出したような解釈とたとえ話からキリストの中にある無限の恵みを感じました。限りなく込められた知恵と富の宝庫が聖書であり、そこから受け取ったことを言葉として紡ぎ出された説教集と言えるでしょう。附録の考察も良き学びとなりました。2016/09/02
