内容説明
世界の中での日本の存在感がどんどん低下しつつある。その原因の一つはゆとり教育に端を発する教育の劣化と、自信と誇りの喪失にあり、若年教育だけでなく高等教育にも深刻な影響を与えた。戦後花を開いた電気・電子分野の教育が、実は戦前においても非常に高いレベルであったことを実証する古い講義ノートが手元に届いたので、これを披露する。本巻では電気工学の古くから現代に至るまで最も重要な応用分野の一つである電動機、変圧器、整流器、照明をはじめとする電気機器について取り上げている。
目次
1 まえがき(第七巻のまえがき;第一巻のまえがき)
2 電気工学科講義
3 回転交流機、変圧器及誘導電動機、整流機器、電力応用概論、照明とは
4 講義ノート原本(回転交流機講義ノート原本;変圧器及誘導電動機講義ノート原本;整流機器講義ノート原本;電力応用概論講義ノート原本;照明講義ノート原本)
5 回転交流機、変圧器及誘導電動機、整流機器、電力応用概論、照明余談(余談;奇談)
著者等紹介
吉野勝美[ヨシノカツミ]
工学博士。昭和39年大阪大学工学部電気工学科卒業。昭和63年大阪大学工学部電子工学科教授。平成17年大阪大学名誉教授。平成19年島根県産業技術センター所長。電気学会元副会長、日本液晶学会元会長、澪電会元会長、電気材料技術懇談会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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