内容説明
インストラクションは大きく2つに分けることができる。道路標識や案内、地図、説明書やプレゼンテーションなど、その場その場で適切な行動を引き出そうとするものと、算数の授業や英会話レッスン、パソコン講習のように、学び手の行動を後々まで変えようとするものである。本書では、これまであまりまとめられたことがない後者のタイプのインストラクションについて取り上げ、分かりやすい授業やレッスンや講習会などを開発するための考え方を紹介する。
目次
前編 インストラクションの鉄則(何を教えるのかをはっきりさせる;学びにコミットする;教える理由をはっきりさせる;成功の基準をはっきりさせる;標的行動を見せてやらせて確認させる ほか)
後編 インストラクションのデザイン(本当にインストラクションが必要ですか?;しない・できないの原因は?問題の原因分析;何を教えるか明らかにする 課題分析(1)
何を教えるか明らかにする 職務分析
何を教えるか明らかにする 課題分析(2) ほか)
著者等紹介
島宗理[シマムネサトル]
1989年慶応義塾大学社会学研究科修了。1992年Western Michigan University心理学部博士課程修了。Ph.D.取得。1995年鳴門教育大学・人間形成基礎講座助手。1997年鳴門教育大学・学校教育研究センター・教育工学分野。2000年鳴門教育大学・学校教育実践センター・教育メディア開発分野。助教授。Ph.D.(心理学)
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