内容説明
探索、江戸の活力、絵から読み解く自然の調和。296点に描かれた自給自足社会の主役たち。
目次
第1章 農民の巻(草深いというのは、農村の代名詞だった;稲作に限らず、農業は土作りが重要課題だった ほか)
第2章 山民の巻(山里には山里の暮し方があった;杣人は猿と間違われた ほか)
第3章 漁民の巻(海士は安曇族を祖とする漂泊民だったという説;捕鯨といっても、どのような鯨でも捕ったわけではなかった ほか)
第4章 道中の巻―村と町をつなぐ道(関所の周辺を監視していた非人たち;渡し守は密かに旅人の監視をしていた ほか)
第5章 職人・芸人・医療等の巻(石工には戦国時代の渡米人が多かった;瓦を焼いていた場所には、かならず非人村があった ほか)
著者等紹介
本田豊[ホンダユタカ]
1952年、埼玉県生まれ。部落問題論・被差別社会史論専攻。30年ほどかけて日本国内の部落といわれている地域を4000カ所ほど、またインド各地のスラムも歩き、その実態を調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小ミカン
2
明智光秀が「漆掻き職人」だったとの説はしりませんでした。このシリーズはどれも面白いです♪2010/07/16
TZK
1
著者が集めた古い資料をもとに江戸時代の農民や漁民、庶民などの暮らしについて当時の絵図とともに軽めに解説した本。 面白かったし、すぐ読めたけど項目が多くてそんなに印象に残らなかったのは難しいところ。 (それでも解説は相当細かいのだけれど)2022/09/13
コーリー
1
筆者が全国各地で見たり、聞いたり、調べたりした知られざる江戸のくらしについて書かれた本。一つのテーマごとに多くの図版があって読みやすい。江戸時代の百姓の豊かな姿が浮かび上がってくるように感じ、興味深く読むことができた。2019/09/13
りっちー
1
当時の絵と文献で暮らしぶりを検証していて読みやすく面白い本。江戸時代に興味のある方はオススメ。2016/05/28
yoneyama
0
日本らしいこと、なんて思い込みをぶち壊してくれる当時の豊かな絵図の物証です。熊を捕る凄い罠の図解とか、杣人、木地師の暮らしぶりとか、写真以上にわかりやすい絵図がふんだん。百姓は貧しくて米が食えなかったんじゃなくて、米だけを食う必要がなかったとか、山中、行軍の携帯食干飯(ほしいい)とか、鉱山の金掘道具や鯨とり道具の図解とか、これは面白い。2017/05/07




