内容説明
307点に描かれた庶民たち。絵から読み解く真実の江戸。
目次
第1章 住まいと家庭―イキでイナセか江戸暮らし(朝の長屋はそうぞうしかった;二階建ての高級長屋もあった ほか)
第2章 仕事と技術―さすが!江戸の知恵と技(農民たちはなぜ読み書き算盤が得意だったのか?;掛取り逃れに苦労した庶民たち ほか)
第3章 娯楽と遊里―江戸の遊びのウラ・オモテ(混浴は常識だった?;破魔矢と遊郭の意外な関係とは? ほか)
第4章 都市と農村―庶民と武士の意外な関係?(江戸初期の浅草寺は意外と質素な建物だった!;江戸にはなぜ稲荷神社が多かったのか? ほか)
第5章 情事と犯罪―命がけ、恋のみちゆき!(心中は失敗すると悲惨な目に遭った?;刃物を使った心中に失敗が多かった理由とは? ほか)
著者等紹介
本田豊[ホンダユタカ]
1952年、埼玉県生まれ。部落問題論・被差別社会史論専攻。30年ほどかけて日本国内の部落といわれている地域を4000カ所ほど、またインド各地のスラムも歩き、その実態を調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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