内容説明
戦時下の小田原地方を記録する会の会員として２０年余り、地域の戦争体験を掘り起こす。小田原空襲という戦争被害の実態と、そこから見えてくる１５年戦争の加害の本質と戦争の愚かさを訴える。
目次
１ 八月一五日の炎の中で
２ 小田原空襲への道
３ 防空対策
４ 戦時下の暮らし
５ 小型機による空襲
６ Ｂ２９による小田原空襲
７ 知られざる小田原での兵器開発
８ 空襲体験を伝えよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mizhology
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終戦の日の空襲だけに、○○のせいだ、という噂が流れた話も載っていた。理不尽な思いをしたとき、何かのせいにしたくなる人の心が証言として刻まれている本。2012/08/24
