内容説明
現場目線で「ケアとは何か」を問い、その言語化を試みた意欲作!
目次
第1章 ケアとは何か(温かな関心を注ぎ続ける;展開を阻まない)
第2章 ケアの視点(ニーズを重視する;苦しみに目を向ける;“相手の変化や成長、そのタイミング”に着目する;ケアを動的プロセスとして捉える)
第3章 ケアする人の基本的な姿勢について(学ぶこと;聞くこと;信頼すること;ケアを受けること;余計なことをせずにいること;自分の“ものさし”を知ること)
第4章 ケアされる人の思いを理解する(ケアを受けることによる苦痛;問題行動は不適切な対処行動である;代わりに解決されることを望んではいない;「信頼できない」「関わってほしくない」はSOSのサイン;“自分らしく生きること”を取り戻す;しなやかな安定性を身につける)
第5章 ケアの仲間と場をはぐくむ(ケアの仲間を育てる;仲間をケアする;ケアの場を醸成する)
著者等紹介
山〓勢津子[ヤマサキセツコ]
1970年大阪生まれ。1992年京都大学医療技術短期大学部作業療法学科を卒業し、作業療法士免許を取得する。その後、公益財団法人浅香山病院の精神科デイケアに就職し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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