精神障害者にもっと光を - ソーシャルワーカーの見た精神病院の昔と今

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784946498756
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

出版社内容情報

これはお伽話ではない.つい最近まで,あるいは現実にまだ続いているお話なのである.精神病院の中の精神病患者……それは私たちにはなかなか実態をもって迫ってはこない.本書の中に描かれる精神障害者群像は,いずれもたくましく生きている人たちとして描かれている.「不潔病棟」というものがある.知的・精神の両障害をもつ人々を「収容」している所である.名前そのものからしておどろおどろしいが,本書で描かれているのは,何ともユニークなキャラクターの人たちであり,「不潔」という概念がすっ飛んでいってしまうくらいである.そのほか,アルコール依存症や老人性痴呆の人々も描かれているが,いずれも著者の人間に対する深い愛情が汲み取れて心地よい.精神障害者は私たちと無縁の人々ではなく,まさに私たち1人,1人そのものなんだと,深く自覚させられる書である.


はじめに
序章 自分を語る
第1章 叔母の思い出
 1.ささやかな夕食
 2.パジャマ
 3.悪路
 4.口が苦い           
 5.祖母と母の陰口        ほか
第2章 精神障害者と初めて付き合う 実習編
第3章 アルコール依存症の患者さんに振り回される 道央編
 1.カルチャーショック
 2.掃除夫
 3.精神病院の職員になれた日
 4.不潔病棟           
 5.上田恵輔(仮名)君という患者さん ほか
第4章 管理・閉鎖的な病院で 道央北部編
 1.都会の病院と田舎の病院
 2.麻雀
 3.添え状
 4.氷河期なのか寒氷期なのか  
 5.抱布交換            ほか
第5章 開設したばかりの病院で 道央南部編
    1.新設病院の宿命
    2.男ごころと女ごころ
    3.寂しい葬式
    4.亡くなっても引き取り手なく
    5.入院の事情         ほか
第6章 地域社会へ向けて 道北編
    1.寒冷豪雪地帯の悩み
    2.過疎化の悩み
    3.超大物
    4.調

 社会福祉の領域の中でも,谷間と言われる精神科医療に携わるようになって,すでに30年近くが過ぎようとしています.
 精神病院に勤務するに当たり,谷間といわれる領域に勤めたことを,将来きっと後悔するだろうと思っていました.一方では,精神病院に勤務する中で,自分が何を見て,どのように感じ,考えるのか,それを50歳ぐらいになった時,1冊の本にまとめてみたいという思いがありました.(中略)
 精神障害者について語ろうとする時,精神障害者の当事者であるのか,家族なのか,また,医療従事者や行政の立場にあるのかによってずいぶん違って見えるものだと思います.私の立場は当事者自身ではむろんありませんが,家族の立場でもありません.しかし,当事者や家族ではないが,何らかの感覚を知らないわけではない医療従事者の1人,というのが私の立場と言うところでしょうか.