内容説明
丹後半島の青い海を舞台に、日本と朝鮮半島のダブルネームを持つ少女とニジクジラの物語。小学校高学年対象。
著者等紹介
あらたひとむ[アラタヒトム]
1973年、大阪に生まれる。クジラをモチーフにしたイラスト、オブジェ等を製作するホエールアーティスト。高知県室戸市「キラメッセ室戸鯨館」のクジラのオブジェ、高知県大方町「ホエールウォッチングポイント」のクジラの壁画の制作の他、子ども服のブランド「ファミリア」から発売されたオリジナルのクジラグッズが、神戸の須磨海浜水族館などで販売されたりと、活動の場を広げている
金晃[キムファン]
1960年、京都に生まれる。朝鮮大学生物科卒業後、仏教大学通信教育学部在学中。人と人、人と生き物との真の共生をテーマにした児童文学を多数執筆。1998年、カマキリと虫との友情を描いた『赤い手ぶくろをしたカマキリ』でつのむれ文庫創作童話賞優秀賞を受賞。『ニジクジラは海の虹』は、第1回健友館文学賞入賞作品である。日本児童文学者協会会員。アジア児童文学日本センター会会員
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