内容説明
きらいなやさいもいやなかおせずたべるのもゆうき。くちげんかをしても、じぶんのほうからなかなおりするのもゆうき。いろんなゆうきがあるんだ。すごいのから、まいにちであうゆうきまで。でもなんだってゆうきはゆうき。
著者等紹介
ウェーバー，バーナード［ウェーバー，バーナード］［Ｗａｂｅｒ，Ｂｅｒｎａｒｄ］
１９２４年米国フィラデルフィア生まれ。早くから絵の才能を認められながら、美術を職業として選ぶことをためらい、会計学を学ぶためにペンシルバニア大学に入学。しかし第二次世界大戦による学業中断後、フィラデルフィア美術大学に入り直した。１９６１年絵本作家としてデビュー。１９６２年からスタートした「ワニのライル」シリーズ（大日本図書）、『アイラのおとまり』（徳間書店）をはじめとするアイラのシリーズなど、４２年間に発表した絵本は、３０冊以上。その多くがロングセラーとなっている
日野原重明［ヒノハラシゲアキ］
１９１１年山口県に生まれる。京都帝大医学部卒業。現在聖路加国際病院理事長・同名誉院長、日本音楽療法学会理事長。１９９８年東京都名誉都民。１９９９年文化功労者。早くから予防医学の重要性を指摘したほか、ターミナルケア（終末期医療）の普及、医学・看護教育などにも尽力。また「生活習慣病」ということばを生み出すなど、つねに医療の変化の先を走ってきた。２０００年秋、７５歳以上の健やかな「新老人の会」を提唱
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感想・レビュー
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シナモン
130
こうしてみると日常の暮らしにはいろいろな勇気の場面があるものだなぁ。「チョコレートバーのひとつは明日にとっておくのも勇気」「探偵小説の犯人を知りたくても、最後のページを見たりはしないのも勇気」「髪をばっさり切ってもらうのも勇気」…日野原先生のあとがきも良かったです。2021/09/02
☆よいこ
90
大人にもおすすめ。勇気COURAGE(カレッジ)▽挑戦したり飛び込んだりする積極的な「勇気」だけでなく、友だち同士のマナーなど「しないことの勇気」や受け身な勇気も描く。バーナード・ウェーバーのイラストがとてもいい。訳をした日野原重明さん(92歳時)のあとがき「夢を見るのも勇気」もいい。11回も出産し11人の子どもを育てた与謝野晶子の文章を引用されている。2003年発行2025/05/16
Willie the Wildcat
34
一歩踏み出す。その先に見えるもの。楽しいことかもしれないし、悲しいことかもしれない・・・。勇気とは、様々な感情との折り合いのつけ方なのかもしれない。1つ1つの勇気が積み重なり、人を育てる。見守る周囲の人達。だから、最後の絵なんだろうなぁ。絵は、明るさ一杯のイラスト調。表情が豊かな中でも、感情弾ける動物達。特に、”やきもち”の犬。頑張れ！2013/12/01
ツバメマン★こち亀読破中
26
「絵本を読みました」とレビューに書くのも勇気。2014/12/03
Naomi
21
いろんな勇気(COURAGE)がある。 「チョコレートバーのひとつは、あしたにとっておく」ゆうき、「探偵小説の犯人を知りたくても、最後のページをみたりはしない」ゆうき、好きだなぁ。 訳者 日野原重明さんのあとがきにかえて「夢を見るのも勇気」もよかった。「日本は伝統的に調和が大切にされてきた国ですが、その中での勇気ある発言や行動を、21世紀をつくる子ども期待したいの思います。」本当にそうですね。2022/08/01
