内容説明
宗祖日蓮聖人の滅後100年余り経った室町時代の初期、本迹一致・勝劣の宗義問題が宗門を大きく二分した。日隆上人とは、この本迹一致・勝劣問題において、その学職を如何なく発揮し、宗祖の本義を初めて筋道立てて整理・復興させた人である。本書は、その日隆上人の事蹟をたどる著者渾身の作品。
著者等紹介
泰永二郎[ヤスナガジロウ]
1950年、群馬県前橋市に生まれる。1970年、八品門流の流れを汲む在家日蓮宗浄風会第三代会長・故鈴木基靖師に師事、薫陶を受ける。現在、在家日蓮宗浄風会会長。「こころの時代」をテーマに、全国各地で精力的に講演活動を続け、法華経の実践と弘通に尽くす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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