目次
第1部 アジアの解放と日本近代(薩英戦争と馬関戦争;日露戦争とその世界史的意義;日本版「極東国際軍事裁判」;大東亜戦争の客観的評価;大東亜戦争と第二次大戦の批判;大東亜戦争の世界史的意義;)
第2部 大東亜戦争に花開いた武士道物語(戦争の奏でる民族ドラマ;ディゴ・スワレズの月;マレー沖海戦と花束二つ;花見町長とケネディ大統領;シゾニー海軍葬と日本の母;韓国国軍墓地に掲げられた日の丸;日露戦争にまつわる旅順物語)
第3部 英霊は靖国の森に何を想う(太平洋戦争か大東亜戦争か;独立心と戦死者を忘却した戦後の流行思想;流行歌に見る現代の病痕;戦後教育と怨霊の報い;千鳥が淵墓苑か靖國神社か;護るべき祖国とは何か;遺族体験記『いしずえ』と百合の花;英霊は靖国の森に何を想う)
著者等紹介
名越二荒之助[ナゴシフタラノスケ]
大正12年生まれ。岡山県出身。元高千穂商科大学教授。元台湾・東方工商専科大学(現・東方技術学院)客員教授。旧制山口高等商業学校(現山口大学経済学部)時代から日本学生協会に参画し学風刷新運動に挺身する。卒業後、陸軍へ入隊し新京陸軍経理学校入学。新京から朝鮮半島北部へ転進中に終戦を迎え(当時軍曹)、ソ連軍に抑留され、北朝鮮、モスクワ、ハバロフスク等で5年を過す。復員後は、岡山県で県立高校の社会科担当教諭・教頭を歴任。また、かつての日本学生協会メンバーらが設立した社団法人国民文化研究会に初期の頃から参加した。昭和42年には、同会の派遣で学生らを引率して韓国を訪問、張元副総理らと会見、日韓の友好に尽力する。教職の傍ら、遺族会を中心に各地で講演に招かれ、大東亜戦争の真実を訴え続け、昭和43年には、家永教科書裁判の国側証人、昭和56年には、参議院予算委員会の参考人として教科書の偏向について問題提起した。上京後は、台湾、韓国、南洋の島々との友好交流を行いつつ、独自の取材を基にした「スライド講演」で全国を奔走。平成14年8月からは、日本文化チャンネル桜(スカイパーフェクTV!767ch)にレギュラー出演し、複数の番組を担当した。平成19年6月11日午後4時35分、呼吸不全のため東京都目黒区の病院で逝去。享年84歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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