馬鹿でもいいサー―薬物依存症からの再生、そして愛

千葉 マリア【著】

モッツ出版（2004/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 240p／高さ 20cm
• 商品コード 9784944214303
• NDC分類 767.8
• Cコード C0095

内容説明

幼い頃の性的虐待、シングルマザー、松方弘樹の隠し子として次男を出産、長男の薬物依存症、子宮ガン…数々の試練を克服した千葉マリアが胸中を初めて告白。

目次

第１章　衝撃の光景―ニューヨークにて
第２章　親子三代共依存
第３章　アイドルデビュー
第４章　さまざまな出会い
第５章　次男を産んで…
第６章　底つき
第７章　止まったままの時間が動き始めた
第８章　回復への道
第９章　馬鹿でもいいサー
第１０章　はる
第１１章　拝啓松方弘樹さま

著者等紹介

千葉マリア［チバマリア］
本名、十枝みつ。生年月日、昭和２４年３月３１日。出身、千葉県。家族、息子２人と共に母子家庭。昭和４６年「薔薇の涙」でデビュー。「夜のヒットスタジオ」「２３時ショー」等、数々のＴＶショーにも出演、ＴＢＳドラマ渥美清主演の「ヨイショ！！」ではレギュラーを務め、そのユニークな役どころでファン層も広がった。最近ではキングレコードより「モナコのお姫様」「インマイライフ」とリリース。また２００１年夏の参議院選挙に自由連合より立候補し、今までのイメージとは違う新たな一面をみせることができた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[gtn]

機能不全家族、アダルトチルドレン、嗜癖、共依存症、イネブラー等、著者は自身の病を正確にとらえながら、そこから抜け出せない。「宿業」という言葉を思い浮かべる。その恐ろしさは子にも伝わること。本書は親子再生への途中経過を紹介する。なお、癖のある文章から自筆であることが分かり、そこは好感が持てる。

2020/10/26