内容説明
庶民と交流した念仏の布教、教化に生きた播隆の足跡。教えを分かりやすくした数々の歌や、念仏講、人々が競って建立した各地にある播隆名号碑、あるいは名号軸など多数にわたっている。播隆の書体や花押を分類・分析し、円空、木食など江戸時代に活躍した聖たちも紹介しながら、播隆そのものを考察する。
目次
第1章 播隆念仏講と念仏行事
第2章 播隆名号碑の建立
第3章 書体と花押
第4章 播隆探訪で出会った聖たち
終章 再び播隆
史料編(江戸時代の聖たち;各地の播隆念仏講;「播隆さん」の歌;播隆名号碑一覧)
著者等紹介
黒野こうき[クロノコウキ]
昭和27年生まれ。画家、詩人、地方史研究家。播隆の研究団体「ネットワーク播隆」を組織して代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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