内容説明
2009年、国際宇宙ステーション「きぼう」で行われた実験で特注の注射針が使用された。この注射針に極小の穴をあけたのが、地方の中小企業である(株)ダイニチ。独自の穴あけ加工技術で素晴らしい業績を上げ、クライアントから確固たる信頼を勝ち得ている。会長・下村尚之の個性あふれる経営感覚と行動は、悩める中小企業経営者の大いなるヒントとなろう。
目次
第1章 ようこそ「物づくり快館」へ
第2章 異端児の閃き
第3章 四十三歳にして、経営に目覚める
第4章 運命の〇・〇二ミリの穴
第5章 研屋さんになってしまいました
第6章 共同で生まれたロボットハンド
第7章 宝石と箸と穴あけ加工
第8章 社員を活かし、やる気アップを
第9章 下請けではなく、「横請け」です
著者等紹介
下村尚之[シモムラヒサユキ]
1942年神奈川県平塚市生まれ。1965年岩手大学工学部金属工学科卒。1965年日本建鐵入社。1968年株式会社大日鉄工所(現・株式会社ダイニチ)入社。1980年株式会社ダイニチ代表取締役社長。2009年株式会社ダイニチ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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