内容説明
高知県が生んだ世界的な植物分類学者牧野富太郎博士は、日本の植物分類学の基礎を築き、植物学史に大きな足跡を残しました。また博士は植物図の才能にも秀で、それを遺憾なく発揮しています。貴重な植物図の中から、博士が発見命名した植物を中心に精選し、画集としました。
目次
コオロギラン
ジョウロウホトトギス
ホテイラン
ヤッコソウ
ツチトリモチ
ヒメキリンソウ
ガマズミ
キョウチクトウ・ソケイノウゼン
コウシンソウ
バイカオウレン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フーミン
17
繊細なタッチの植物のデッサン画は実物を超えてしまっている。その存在感に感動しました。 2023/09/06
Keystone
9
美しい画集。牧野先生の(いい意味で)変態なところを存分に堪能できる。こんな風に絵が描けるようになったみたい。巻末のオニバスを首にかけてニコニコしている写真が、失礼ながらものすごく可愛い。正に草木の精。牧野植物園にも行ってみたい。2020/06/03
竈馬
1
図書館郵送本 ☆☆☆ 私のほぼ日手帳2024は、牧野博士の図柄。 なお、ドラマは未見。 幼少期に食べた「コウタケ」。確りとこのカタチでこんな塩梅のヒダがあってと懐かしくなった。 香りは1個あるだけで6畳と8畳のふた部屋に充満したほど。2023/11/01
Hiroki Nishizumi
1
こんなに絵が上手とは知らなかった。実に美しい。2023/03/24
あじさい
0
牧野先生はやはり天才だと思った。 スケッチが上手すぎる。 そして植物の精であり、変態だとおもった。2020/06/03