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出版社内容情報
《内容》 現在，心臓核医学領域は大きく発展し，また最近の分子・遺伝子レベルでの研究の発展にも刺激されて，新しい機能画像は大きく展開しようとしている。今後の新しい循環器画像を学ぶためには，心臓核医学の従来の手法から新しい手法に至るまでを十分に理解し，マスターすることが要求される。 本書はそのような背景から，心臓核医学の基礎と臨床を第一線の執筆陣52名により，わかりやすくまとめたものである。心臓核医学を扱う現場での利用を考え，臨床編では虚血性心疾患，心筋症，心不全だけではなく，高血圧，高脂血症など他疾患への臨床応用についても言及している。一方，基礎知識をコンパクトにまとめた基礎編および，核医学と循環器それぞれの立場からみた展望編を設けている。 《目次》 基礎編 1．心臓核医学の特徴 2．他の画像診断との対比（CT．MRIとの対比 ／超音波断層法との対比） 3．心臓核医学で用いる機器 4．負荷方法（運動負荷法 ／薬剤負荷法） 5．薬剤の集積機序（99mTc-赤血球および99mTc-アルブミン／タリウム／99mTc-血流製剤 ／99mTc-ピロリン酸 ／123I-BMIPP／123I-MIBG／PET用放射性医薬品） 6．撮影方法（心RIアンギオグラフィ／心筋SPECT／心電図同期SPECT） 7． 読影方法（冠動脈の変異と支配領域／バイアビリティ判定法／心機能の評価／立体表示法／アーチファクトとの鑑別 ） 臨床編 1．虚血性心疾患（虚血性心疾患の病態／タリウムによる診断／Tc血流製剤による診断／バイアビリティ判定／重症度、予後判定／治療効果判定／急性心筋梗塞への応用／acute Coronary Syndromeへの応用 ／代謝イメージングによる解析／交感神経の解析／PETによる解析 ） 心筋症（分類とその病態／血流検査／交感神経の解析／代謝イメージングによる解析／特発性心筋症のPETによる評価 ） 4．小児循環器（川崎病／ 先天性心疾患） 1）心不全（病態生理／重症度、予後の推定／治療効果判定） その他の疾患への応用（高血圧／高脂血症／弁膜疾患／ 不整脈疾患の診断／薬剤による心筋障害／糖尿病 ／肺塞栓症） 展望編 1．核医学の立場からみた将来展望 2．循環器の立場からみた将来展望
目次
基礎編（心臓核医学の特徴；他の画像診断との対比；心臓核医学で用いる機器；負荷方法 ほか）
臨床編（虚血性心疾患；心筋症；小児循環器；心不全 ほか）
展望編（核医学の立場からみた将来展望；循環器の立場からみた将来展望）
