紫禁城の月―大清相国 清の宰相 陳廷敬〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 442p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784944124749
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

汚職はびこる朝廷に、清廉、実直、滅私奉公を貫いた一人の官僚、政治家がいた。その名は陳廷敬。劉備のような王朝の始祖でもなけれ…汚職はびこる朝廷に、清廉、実直、滅私奉公を貫いた一人の官僚、政治家がいた。その名は陳廷敬。

本書では、スーパーエリート官僚への登竜門である科挙試験に合格後、清の康煕帝におよそ50年間仕えた実在の人物、陳廷敬の生涯をたどる。

権力闘争、腐敗、汚職に屈することなく、諫言をも憚らず、皇帝に忠義を尽くし、庶民の気持ちをも理解した「理想の官僚」、陳廷敬。

?劉備のような王朝の始祖でもなければ、項羽のような英雄豪傑でもない。清の“賢帝”康熙帝を育て、浮沈を経験しながら魑魅魍魎の跋扈する官界を生き抜き、宰相にまでのぼりつめた男の物語。

王 躍文[オウ ヤクブン]
1962年、湖南省?浦県に生まれる。大学卒業後、教員、湖南省政府、懐化市政府の職員などを経て作家に。公務員の経験を活かした作風から、当代随一の「官界小説」の名手として名高い。長編小説『国画』、『梅次故事』、『朝夕之間』、『亡魂鳥』、『蒼黄』だけでなく、短編小説、散文、随筆集など著作多数。中国本土でミリオンセラーとなった本書『大清相国(原題)』は、ドラマ化、映画化が進行中。中国作家協会会員、2016年6月より湖南省作家協会主席を務める。

東 紫苑[アズマ シオン]
1972年、滋賀県生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)中国語科卒業。在学中、北京語言大学に1年留学。卒業後、96年より寝具メーカーの北京工場に駐在。2000年よりフリーランスの通訳者、翻訳者として独立。北京在住は20年に及ぶ。週刊新聞『巨龍(チャイニーズドラゴン)』に「紫禁城の恋物語」を連載(2006年―2008年)。

泉 京鹿[イズミ キョウカ]
1971年、東京生まれ。フェリス女学院大学文学部日本文学科卒。北京大学留学、博報堂北京事務所を経て、フリーランスとしてライター、メディアコーディネーター、翻訳者として2010年まで16年間北京在住。大学非常勤講師。主な訳書に『兄弟』上下(文春文庫)、『恵恵―日中の海を越えた愛』(文芸春秋)ほか。

内容説明

劉備のような王朝の始祖でもなければ、項羽のような英雄豪傑でもない。清の“賢帝”康煕帝を育て、官界という伏魔殿で浮沈を経験しながら宰相にまでのぼりつめた男の物語。

著者等紹介

王躍文[オウヤクブン]
1962年、湖南省〓(じょ)浦県に生まれる。大学卒業後、教員、湖南省政府、懐化市政府の職員などを経て作家に。中国作家協会会員、2016年6月より湖南省作家協会主席を務める

東紫苑[アズマシオン]
1972年、滋賀県生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)中国語科卒業。在学中、北京語言大学に1年留学。卒業後、96年より寝具メーカーの北京工場に駐在。2000年よりフリーランスの通訳者、翻訳者として独立。北京在住は20年に及ぶ

泉京鹿[イズミキョウカ]
1971年、東京生まれ。フェリス女学院大学文学部日本文学科卒。北京大学留学、博報堂北京事務所を経て、フリーランスとしてライター、メディアコーディネーター、翻訳者として2010年まで16年間北京在住。大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カラヤ3

1
皇帝ではなくその臣下が主人公。清朝が盛んになる康熙帝時代を舞台に官吏劇が繰り広げられる。賄賂がこのようにはびこっていたのだなとあらためて驚いた。2021/01/09

たまご

1
清朝全盛期、権力の中枢高い地位でありながら清廉有能な官、陳廷敬の活躍が中心ですが建国する上で優秀な読書人である漢族の登用、建国側満州族との利益衡量を行う皇帝の苦慮も描かれ中弛みなく最後まで一気読みでした。2018/07/22

見もの・読みもの日記

1
上下読了。康熙帝の廷臣となった陳廷敬が中国各地に派遣され、さまざまな汚職事件を調査・摘発していく。下巻の銅銭鋳造に関する事件がいちばん面白かった。もうちょっと地理や風俗描写があればいいのに。2016/12/03

Hatann

0
王岐山が周りの人にも薦めているという小説。清の康熙帝に仕えた陳廷敬という官僚の話である。物語は主人公が科挙の贈収賄構造に直面するところから始まる。仕官後には、地方役人の腐敗を次々と暴いていくのだが、現代において地方権力者の腐敗を中央政府(共産党)が暴いていく構造を想起させる。清王朝政府も図体の大きい組織となっており抜本的に組織を清廉化することも難しく、主人公は「等・忍・穏」を座右の銘として世渡りを強いられる。唯一無比の存在である皇帝への忖度も尋常でなく、会社人生活に通じることも多いなあと(笑)。2018/05/06

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