内容説明
涙が出ない悲しみを知っていますか。だ液が出ない味を知っていますか。専門医も「わからない」難病を知っていますか。それでも、日々、笑顔でありたい!シェーグレン症候群患者の生の声を届けます。「患者による患者のための本」。
目次
(生きる)痛みと一緒に・匿名さん
(生きる)私とシェーグレン・匿名さん
(生きる)涙点プラグで引きこもりから脱出・西本勝利さん
(生きる)いつか完治する薬が出来ることを!・大久保光枝さん
(生きる)50歳の誕生日プレゼント・匿名さん
(生きる)私の思い・関幸子さん
(生きる)頑張り過ぎず、手を抜かない・匿名さん
(迷い)診断から2年目を迎えて・安宅憲子さん
(迷い)耳下腺炎の痛みに耐える日々・匿名さん
(迷い)悔いなく生きることが宿題・永井紀代子さん〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
28
私達医師は、まだ患者さんの困りごと、症状のごく一部しか把握できていない。完全にわかる、というのは家族ですら難しいと思うが、少なくとも話してみようと考えてもらえる外来にしなければならない。という所感。2022/11/14
Squirrel
6
このての本は普段読まないし、それにシェーグレン症候群に罹ってない。でも、たまたま借りる機会があったので、患者篇ということで読んでみました。同じ病名でも個人個人で症状や感じ方が違うこと、生活の中での工夫など、患者自身ではないが役立つこともありました。病気そのものについての説明の本はあまり好きではないが、患者自身が自分自身のことを伝えるこんな本はいいと思う。一冊まるまんまが一人ではなく、何人かのことが書いてあるのもいいと思った。2011/05/06




