内容説明
ミュージアム図書が贈る「絵画の見方」の実践的ガイドブック。
目次
はじめに―絵画の見方はひとつではない
風景画と海景画
肖像画
日常生活と日常の事物―風俗画と静物画
歴史画と神話画
宗教画
平面装飾としての絵画
伝統
デザインと構図の工夫
空間表現の問題
様式分析入門―ルネサンス対バロック
隠された意味
傑作の条件
著者等紹介
ウッドフォード,スーザン[ウッドフォード,スーザン][Woodford,Susan]
ハーヴァード大学で美術史を学び、コロンビア大学で博士号取得。長らくイギリスで活動し、ロンドン大学でギリシア・ローマ美術を講じるかたわら、大英博物館の古典古代部門で研究に従事している
高橋裕子[タカハシヒロコ]
上智大学文学部史学科と東京大学大学院人文科学研究科(西洋美術史専攻)に学ぶ。学習院大学文学部哲学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kurupira
6
主に西洋美術を題材としてタイトル通りに「絵画の見方」を丁寧に教えてくれる。西洋だけあって、宗教と関わりが深い作品を多めに取り扱っているか。美術館行く前にさっと目を通してから出かけるかな。2019/10/07
Kanae
3
英語版を読みました。過去分詞による後追いの修飾という癖と難単語を除けば、おもしろい。教養になったかな。2012/07/24
Alicia
1
図版の絵も多く、説明と共に見ることができ、非常によくまとまっていてわかりやすい本だった。2015/08/31
nobito
0
この手の本を読んだ事が無いなら良書だと思いますが、すでに何冊か目を通している人にとってはそれほど目新しい点はないかもしれません。とはいえ「様式分析入門」の章などはヴェルフリンの理論をわかりやすく解説してくれるなど、他書にない点も散りばめられているたのも事実です。残念なのは参考文献が付いていないので、その先の道しるべが無い点。この本だけで美術館に放り込まれても、物足りずに帰る事になりそうです。ただ元々シリーズ本の中の一冊として書かれた本なので致し方無いのかもしれません。2019/11/02
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