発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート

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発達障害の子どもがぐんぐん伸びるアイデアノート

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784944109074
  • NDC分類 378
  • Cコード C0037

出版社内容情報

話題の発達障害カウンセラー・吉濱ツトム氏の最新刊。
待望の発達障害・改善メソッドを余すことなく紹介。
授業中、席におとなしく座っていることができず、教室内をウロウロ歩き回ってしまう。

ちょっとからかわれただけで大声を上げて泣きじゃくり、パニックを起こしてしまう。

学校の勉強についていけないわけではないけれど、周囲の子が当たり前にやっていることが全くできない。

「うちの子、ちょっと変かも」
そう悩んでいるお母さん、もしかしたらお子さんは発達障害かもしれません。

発達障害というのは、先天的な脳の器質異常によって起こるもので、共感性に乏しいとか、落ち着きがないといった症状が現れますが、知能や肉体的な発育には問題がないことが多く、症状が軽度の場合、そのほとんどが見逃されてしまいがちです。

近年、大人の発達障害が注目されていますが、現在、成人している発達障害者のほとんどは、子どもの頃に療育などの適切なケアを受けることなく大人になりました。
彼らは、ずっと「どうして私は当たり前のことが当たり前にできないのだろう」という劣等感を抱え、社会に馴染めない自分を責め、悩んできたのです。

じつは本書の著者も、その中のひとりで、コミュニケーション不全、強い不安と恐怖、激しい劣等感、虚弱体質、慢性疲労などの諸症状に苦しみました。
そこで著者は、発達障害の知識の習得に取り組み、あらゆるアスペルガー改善法を研究します。
そして、それらの改善法を自分自身で試したところ、「典型的な症状」が半減、26歳で社会復帰します。
その噂を聞きつけた同じ障害で悩む人たちが口コミで相談に訪れるようになり、著者の改善プログラムは、発達障害に悩む多くの人の間で評判となりました。

発達障害の改善は、大人になってからでも可能ですが、子どもの頃から適切な対策を行ったほうが、はるかに有効です。

著者の発達障害の改善プログラムは、何か特別なことを行うのではなく、普段の生活習慣を一つひとつ修正していくことに主眼が置かれています。
ただし、生活習慣を変えることは、一日や二日でできるものではなく、著者のセッションを何回か受ける必要がありますが、それは時間的にも費用的にも、子育て中のお母さんには大変なことです。

「子どもの時期に対策をしてほしい。しかし、そう何度もセッションを受けられない人もいる」

著者のこのようなジレンマが、本書を書くきっかけとなりました。
あくまで本を通じての間接的なセッションなので、実際のセッションように個別サポートを受けることはできませんが、本書では発達障害を持つ子どもに起こりがちなトラブルや、親御さんの気持ちの持ち方について、事例を交えつつ、できるだけ具体的に解説してあります。

本書で紹介している改善法は、今日からできることばかりです。
子どもの頃に発達障害の対策をしておくことで、その子の長い人生がずっと楽に生きられるようになります。
ぜひ、本書を参考にして取り組んでみて下さい。


もくじ

第1章 発達障害の才能を開花させる

僕の仕事は発達障害の人の才能を開くこと
僕の生い立ち
アスペルガーを克服
発達障害について
アスペルガー症候群
受け身型アスペルガー / 孤立型アスペルガー / 積極奇異型アスペルガー
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
多動衝動性優位型ADHD / 不注意優勢型ADHD / 混合型ADHD

第2章 悩み多き子育て

迷い、悩み、孤独なお母さんたち
誰もが「母性あふれるよき母」になれるわけではない
愛情は万能ではない
親子だから自然に分かり合えるとは限らない
気質的に子育てが苦手なお母さん
気質的にネグレクトのお母さん
親は子どもに激しく嫉妬している
子どもを自分のコントロール下に置きたい親
子育てを自分の存在証明とする親
発達障害の子どもを育てるにはプラスアルファが必要

第3章 親の心得

発達障害は苦難も多いが、希望も大きい
人生総合改善法
発達障害者は、社会にとって大きな人財である
発達障害をブランド化してはいけない
必要なのは愛情よりも知識
問題行動を脳機能の面から考える
正しい知識を身につける
改善マニュアルは豊富に揃っている
発達障害は凸凹症候群である
IQが高くても学習障害は出る
凸凹の活かし方
意識より行動が結果を生む
環境が変われば行動も変わる
服装が変われば行動が変わる
原因と結果の順番を入れ替えてみる
教育とは矯正であり強制である
詰め込み教育は必要不可欠
学ぶは真似ぶ
勉強ができるに越したことはない
劣等感は勉強や外見の向上によって克服できる
よい習慣を身につけるコツ
発達障害の感覚過敏に配慮する
コミュニケーションのコツ
絵や写真を使って説明する / 指示は具体的に出す
アイメッセージで伝える / 真似上手は創作上手
日常生活で取り入れたい細かな習慣
手順はシンプルに / 夜の照明は控えめに /部屋を機能別に分ける
姿勢サポートの椅子を使う / 挨拶は元気よく
発達障害を言い訳にさせない
長期戦を覚悟する
接し方を考える
平等より公平を心がける
男女には違いがある
才能は灯台下暗し
話し合いでは解決しない
やりたいことは努力しなければ見つからない
近道は存在しない
スピリチュアルに走らない

第4章 発達障害の改善方法

哲学と人生論は現実において役に立たない
選択肢をたくさん持つ
発達障害は肉体的な問題
脳を鍛えるには運動が一番
体の癖を知り、整える
体幹を整える
1日10分の有酸素運動で脳が活性化
体内時計をリセットする
分子整合栄養医学に基づいた栄養を摂取する
発達障害を改善させる食事法
歪んだ認知を修正する
トークンエコノミー
ブロークンレコードテクニック
長所を褒めて伸ばす
褒めるタイミングを間違ってはいけない
親自身の感情コントロールが鍵
トークンエコノミー
タイムアウト
ロールプレイ
空間と儀式の確立
スモールステップで変えていく
靴の整頓 / おもちゃの片付け / 机と引きだしの整理 / 自分の部屋の片付け
脱いだ服を散らかさない / 食器洗いと片付け / お風呂の掃除

第5章 子育て具体例

不登校
不登校の原因
1.苦痛からの逃避 / 2.快楽的な活動や物の獲得 / 3.注目の獲得
不登校の対策
登校表を作る / ご褒美制にする / まずは保健室登校でいい
5分だけ教室にいる、教室でひとつだけ用事を済ませる
モデル 受け身型+わずかに積極奇異型アスペルガー 小6 男子

おねしょ
ペナルティを与えない
愛情不足とは関係ない
怒らない
年齢を引き合いに出さない
事務的に対応する
「おねしょをしても大丈夫」ということを伝える
布団に入った直後にトイレへいく
達成するたびに、褒美を与える
夜中に一緒に起きるのもいい
モデル 受け身型アスペルガー 小4 女子

学校への忘れ物が多い
全部できなくてもいい
やる気の問題ではなく、工夫の問題
まずは身の回りの整理から
チェックリストを玄関に貼る
トークンエコノミーを使う
モデル 不注意優勢型ADHD 小4 女子

いきなり走り出す
モデル 多動衝動性優位型ADHD 小1 男子

歯磨きを嫌がる
モデル 不注意優勢型ADHD 小3 女子

人前で鼻をほじる
モデル 不注意優勢型ADHDが入った受け身型のアスペルガー 小3 男子

人前で性器いじりをする
モデル 受け身型アスペルガー 小2 男子

気に入らないことがあると、友達を叩いてしまう
モデル 多動衝動性優位型ADHD 小3 男子

すぐに拗ねる
モデル 受け身型アスペルガー 小5 女子

なかなか食事を始めない
モデル 軽度の多動衝動性優位型ADHD 小2 女子

朝の着替えが遅い
モデル 不注意優勢型ADHD 小4 男子

要求が通らないといつまでも泣き続ける
モデル 受け身型アスペルガー 小5 女子

ゲーム時間を前借りしたがる
モデル 軽度の多動衝動性優位型ADHD 小4 男子

叱ると平気で嘘をつく
モデル 多動優位の混合型ADHD 小1 女子

第6章 アスペルガーとADHDの仕事適性

子どもが10代の頃から職業について考える
アスペルガーの人に向いている職業
視覚型
視覚型の人に向いている職業
音楽・数学型
音楽・数学型の人に向いている職業
言語型
言語型の人に向いている職業
ADHDの人に向いている職業
不注意優勢型ADHDは専門的、マニアックな知識やひらめきが活かされる職業に
多動衝動性優位型ADHDは強い刺激と変化に満ちた職業に
視覚的な才能を活かす職業
人間ではなく機械や物を対象とした職業

吉濱ツトム[ヨシハマ ツトム]
著・文・その他

内容説明

迷い、悩み、孤独なお母さんたちへ。たくさんの知識と対処法を持っていると子育てが楽になります。毎日のイライラとサヨナラしましょう。

目次

第1章 発達障害の才能を開花させる
第2章 悩み多き子育て
第3章 親の心得
第4章 発達障害の改善方法
第5章 子育て具体例
第6章 アスペルガーとADHDの仕事適性

著者等紹介

吉濱ツトム[ヨシハマツトム]
発達障害カウンセラー。幼少の頃から自閉症、アスペルガーとして悲惨な人生を歩む。コミュニケーション不全、強い不安と恐怖、激しい劣等感、虚弱体質、慢性疲労などの諸症状に苦しむ。その後、発達障害の知識の習得に取り組み、あらゆるアスペルガー改善法を研究し、実地に試す。数年後、「典型的な症状」が半減。26歳、社会復帰。同じ障害で悩む人たちが口コミで相談に訪れるようになる。以後、自らの体験をもとに知識と方法を体系化し、カウンセラーへ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

毒まんじゅう

3
自らもアスペルガーである著者の発達障害向け育児法。ペアレントトレーニングや、SST、認知行動療法などミックスされた実践的な指南書。愛情至上主義の中でこんな発言が許されるのは自身も発達障害があるからだろう。でも愛情だけでは子は自立できない。いずれくる社会参加のためにトレーニングは必要と私も思います。やれることはやろう。 2019/02/03

皮肉屋ルーシー

0
図書館にない2022/04/11

必殺!パート仕事人

0
子育ては愛情ではなく知識とテクニックで。親子の関係が”情”ではなく本能や心理学的に説明されていてホッとするやら納得するやら。これだけ論理的な著者が幼児の頃知的障害と診断されていたとは。 発達障害の就職はとにかく相性というので、以下の2冊が紹介されている。司書が言語型アスペルガーに向いているとするのは海外の事例だからか。だとすると、ほかの事例も日本では合わない可能性がある。 2019/08/24

Hamada Kensuke

0
「愛情をあまり持っていないくても愛情を示すことは可能です。気持ちを込めなくていいので、テクニックとしてハグをする」(p.40)。「必要なのは愛情よりも知識」(p.60)2018/12/06

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