内容説明
『文章のバイブル』とまで呼ばれる話題のロングセラー、堂々の改訂新版出来!プロも読んでる実用性と深み、Q&A形式であなたの疑問にズバリ答える。
目次
書く動機
引用と著作権
長く書いて削る
「へ」と「に」
つらいのに書く
人称と視点
掌編から長編へ
命名法
束縛と自由
きまりごと〔ほか〕
著者等紹介
村松恒平[ムラマツコウヘイ]
1954年、東京生まれ。新聞社を経て、JICC出版局(現・宝島社)に入社。雑誌『宝島』の編集に携わり、単行本『ANOANO』『VOW』『愛より速く』(斉藤綾子)などを送り出した後、自身のオフィスにて『元祖テレビ屋大奮戦』(井原高忠・文芸春秋)『共生の思想』(黒川紀章・徳間書店)などを編著。メール・マガジンの発行に併行して、ネット上で描写訓練メソッド『言葉のクロッキー』を展開。また、文章術について雑誌連載をする他、全国各地でセミナーを行なっている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
iuba
4
付箋紙をたくさん張りながら読みました。テーマ、主題をどう扱うか、オリジナリティについて等。分量はそんなにないけど、実践的な練習についても面白い話があった。私が享受し、好き勝手に感想を書いている作品を作ってる人、あるいは作ろうとしている人の裏話を覗く楽しみも多い。2011/09/24
ふうすい満月
2
作家志望者、ライター、その他文に携わっている人は一度目を通してみても損はない、と思う。自己を持って『己は文や作品に対しこうありたい』と強く考えている人にも。ただ著者も人間なので合わないと感じる意見も多々あり。それを自分の中で昇華できるなら、この本は必ず役立つものになるだろう。2013/03/10
mo
2
書くということ。に対して常に正直でありたい。そのくそみたいなプライドは棄てて。一般の方による質問。それに対する著者の回答。という形式の、この本のミソは、むしろ多数の質問者の文章を読ませるという事なんじゃないかなとも思った。質問も解答もどんどん高められていって、きちんと完結している。ほんとうに良い本。すごい。2012/11/03
まあい
1
約三年ぶりの再読。初読時には読み流していた部分が、今回は浮かび上がって見えた。何度も再読したい。2014/05/07
Alice Bluewine
1
言葉と文章の哲学2013/02/17