目次
書く動機
引用と著作権
長く書いて削る
「へ」と「に」
つらいのに書く
人称と視点
掌編から長編へ
命名法
束縛と自由
きまりごと〔ほか〕
著者等紹介
村松恒平[ムラマツコウヘイ]
1954年、東京生まれ。新聞社を経て、JICC出版局(現・宝島社)に入社。雑誌『宝島』の編集に携わり、単行本『ANOANO』『VOW』『愛より速く』(斎藤綾子)『インテリ大戦争』(呉智英)などを送り出した後、自身のオフィスにて『元祖テレビ屋大奮戦』(井原高忠・文芸春秋)『共生の思想』(黒川紀章・徳間書店)『ロックの子』(桑田佳佑・講談社)などを編著、『なす』(安斎肇/しりあがり寿/なんきん・アスペクト)『スカートの中の秘密の生活』(田口ランディ・洋泉社)などを編集
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感想・レビュー
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つぶあん派
2
参考になりました。特にテーマに関する回答が良かった。推敲についても何度もやってしまい、結果なんだかよくわからないものにしてしまった経験があったので、整形手術をしすぎた人みたいで良さがなくなる、という一文はしっくりきた。この本を読んで、前よりずっと書くことを考えるようになった。もちろんこの本の全てに納得したわけじゃなく、意見の違いもあって途中むっとしたりもしたが、やはりこの本は物書きなら読んでおきたい一冊だ、と読み終わるとそう感じました。もう一度読み返して、参考になった部分をしっかり身につけたい。2012/02/07
AR
1
あくまでも、それなりに使える本である。確かにおおっと思うとこはあるが、本質的にこの人は小説家ではないと感じるところもあるし、技術的なとこもある。ただ、だからと言ってひどく問題があるわけでもないので、それを考慮して読めばよさそう。2011/11/04
k
0
小説家になりたいけどなれない人たちの苦悩が知れて興味深かった。「自分の作品は世の中に出した瞬間に完成する」というのは納得。出した瞬間に反省点が見つかるというのもなんか納得。発表した瞬間に、他人からのフィードバックをもらう前に、自分で悪いところに気づいちゃうのね。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
0
内容よりも、この装丁でこの値段ってとこに驚きました。2013/09/25
ナカムラ カツヤ
0
プロの編集者と、文章を上達させたいメルマガ読者との、Q&A集。 後半から、俄然面白くなっていきました。話題が深くなっていき、とても参考になるような内容になっていると思いました。 全体を通して、とても感覚的に、感じ取れるような構成です。 メルマガからの転載なので、順序立てて、系統立てて、というものではありません。(図書館で借りました)2012/04/07