内容説明
海水浴中の事故により48歳という若さで亡くなった劇作家・演出家、大竹野正典。彼が遺した多くの劇作を紹介すると共に、様々な角度から彼の“全体像”に迫る“劇”集成第一巻(全三巻)。最後の活動母体となる「くじら企画」期からの戯曲8本のほか、作品解説・年譜・上演記録を収録。また事故の日を関係者に目から綴った別冊「あの日のできごと」を附す。
著者等紹介
大竹野正典[オオタケノマサノリ]
劇作家・演出家。1960年9月17日、大阪府大阪市住吉区我孫子に生まれる。1976年大阪府立大東高校入学。1979年横浜放送映画専門学院(現日本映画大学)へ入学。1982年同院を卒業。1988年『夜が掴む』で第四回テアトロ・イン・キャビン戯曲賞佳作受賞。以降も、数多くの賞を受賞。2003年『夜、ナク、鳥』で第十一回OMS戯曲賞佳作を受賞し、第四十八回岸田戯曲賞最終選考に残る。2009年7月19日、海の事故にて急逝。享年49歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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