内容説明
皇位を巡る権力闘争が繰り広げられていた奈良期、百済系渡来人で、采女(下女)の身分から夫と子を天皇にした女性がいた。夫の光仁天皇と長男の山部、さらに桓武天皇として即位した山部と弟の早良皇太子との確執に揺れる母の苦悩と救い。
著者等紹介
牛尾日秀[ウシオニッシュウ]
1951(昭和26)年、佐賀県唐津市厳木町に生まれる。1963年、出家得度。1973年、法政大学社会学部卒業。1988年、獅子王山妙法寺管長就任。2011年にアジア仏教徒協会理事長就任、2017年に退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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