内容説明
むかし、武蔵国の北の山あいに椚という郷があった。村びとたちはこの郷を村の名からして、そもそも苦しみと縁のない苦抜きの郷と信じて、天災などに見舞われようと慌てることもなく、のんびりと暮らしておった。
著者等紹介
戸口健［トグチケン］
１９４４年埼玉県比企郡生まれ。１９６６年東京農業大学卒業。現在、森林業「仁志の森」代表、稲荷神社氏子会長、苦抜力石保存会役員
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