出版社内容情報
小特集1『闇の自己啓発』
序文(稲岡大志)
「もしもドラッカー読者が『闇の自己啓発』を読んだら」(長門裕介)
「静止した闇の中で」(倉津拓也)
小特集2「応用することの倫理」
「〈応用〉することの倫理にまつわる問題を真摯に受け止めること ハラスメントとジェンダーと」(佐藤 靜)
「哲学者が安楽椅子から立ち上がるとき」(奥田太郎)
「水俣の哲学者 市井・最首論争における概念と見方の問題」(吉川孝)
小特集3「高校の探究学習における人文系研究者の役割」
「「きちんと」を疑い、上手に「ふざける」ための探究学習のありかたとTAの役割」(田辺裕子)
「探究するための場 その現状と条件」(倉田慧一)
「「問い」と自分の不可分な関係 とある高校における探究学習の現場から」(三浦隼暉)
特集シリーズ1「徳と教育」第1回
「趣旨文:徳の教育実践を吟味する 総合的な探究の時間、哲学教育、道徳教育」(佐藤邦政)
「「総合的な探究の時間」と知的徳の涵養 教育の限界と可能性が示す学びの沃野」(山口裕毅)
「「考える人を育てる教育」はどのようなものであってはならないか 知的徳の教育の観点から」(土屋陽介)
「哲学を学ぶことは「よく生きる」ことにつながるか P4C、林竹二、井上円了の教育理念から」(神戸和佳子)
特集シリーズ2「科学的説明論の現在」第3回
「序言III」(清水雄也・苗村弘太郎・小林佑太)
「非因果的説明論の現在 多元説・還元的一元説・非還元的一元説」(小林佑太・苗村弘太郎・清水雄也)
哲学への入門
「性表現の哲学入門 第1回」(八重樫 徹)
シリーズ:ポピュラー哲学の現在
対談「哲学と自己啓発の対話」第八回 (玉田龍太朗/企画:稲岡大志)
論考
「魔術的現象のリアリティ 魔女容疑者の体験分析」(武内大)
論文
「アスペクトの転換と凝結 舞台制作場面の相互行為におけるアスペクト知覚の会話分析」(鈴木南音)
レビュー
「共に深海を潜るということ 永井玲衣『水中の哲学者たち』を読む」」(山野弘樹)
「Hans-Johann Glock, What is Analytic Philosophy?, Cambridge University Press, 2008」(植村玄輝・遠藤進平)
コラム
「#桜川ひかりに哲学のことをきいてみた 第4回 哲学書を翻訳してみよう」(桜川ひかり)
目次
小特集1 『闇の自己啓発』
小特集2 応用することの倫理
小特集3 高校の探究学習における人文系研究者の役割
特集シリーズ1 徳と教育 第2回
特集シリーズ2 科学的説明論の現在 第3回
哲学への入門 性表現の哲学入門 第1回
シリーズ ポピュラー哲学の現在―対談「哲学と自己啓発の対話」第八回
論考 魔術的現象のリアリティ―魔女容疑者の体験分析
論文 アスペクトの転換と凝結―舞台制作場面の相互行為におけるアスペクト知覚の会話分析
報告 丸山真男『「である」ことと「する」こと』を題材とした哲学対話の国語教育への応用研究〔ほか〕