内容説明
戦乱の世に生まれながら戦の無い世を願う若侍、狛俊忠。しかし願う心も体も戦火で焼かれ、彼は戦場で死と己の無力を感じる。天に向かって強き力を望んだ時、俊忠は妖邪界に取り込まれた。人間を捨て、彼は鬼魔将・朱天となる。そして人間界侵攻を前にして、朱天は人間界でひとりの少年と逢う。それは悲しき宿命のプロローグであった。彼は叫び、戦い、祈る。もうひとつの鎧伝、遂に完結。
戦乱の世に生まれながら戦の無い世を願う若侍、狛俊忠。しかし願う心も体も戦火で焼かれ、彼は戦場で死と己の無力を感じる。天に向かって強き力を望んだ時、俊忠は妖邪界に取り込まれた。人間を捨て、彼は鬼魔将・朱天となる。そして人間界侵攻を前にして、朱天は人間界でひとりの少年と逢う。それは悲しき宿命のプロローグであった。彼は叫び、戦い、祈る。もうひとつの鎧伝、遂に完結。