内容説明
若杉鳥子(1892~1937年)は「自ら小説をもって本務としていられ、詩人もしくは歌人と目されることを好まれなかった」(遺稿集後書)というが、没後六十余年経った今、作者の意に反して敢えて詩歌集を編んだ。今は文学史の片隅に僅かに名を残すばかりだが、恋と病と死のはざまで、明治から昭和初期まで生きたひとりの女性の生き様を垣間見ることができたらうれしい。
目次
歌集(地を踏む;山茶花;青玉集;心のまへ ほか)
詩集(菫と星と蝶;少女の胸;君が手箱;女のゆめ ほか)
若杉鳥子(1892~1937年)は「自ら小説をもって本務としていられ、詩人もしくは歌人と目されることを好まれなかった」(遺稿集後書)というが、没後六十余年経った今、作者の意に反して敢えて詩歌集を編んだ。今は文学史の片隅に僅かに名を残すばかりだが、恋と病と死のはざまで、明治から昭和初期まで生きたひとりの女性の生き様を垣間見ることができたらうれしい。
歌集(地を踏む;山茶花;青玉集;心のまへ ほか)
詩集(菫と星と蝶;少女の胸;君が手箱;女のゆめ ほか)