目次
第1章 ルーカス批判と動学的一般均衡モデル(IS‐LMモデル;ルーカス批判 ほか)
第2章 RBCモデルによる財政政策の効果(RBCモデル;対数線形近似 ほか)
第3章 ニューケインジアンモデルによる財政政策の効果(ニューケインジアンモデル;対数線形近似 ほか)
第4章 DSGEモデルによる日本経済の実証分析(モデル;ディープ・パラメーターの推定 ほか)
著者等紹介
江口允崇[エグチマサタカ]
2004年青山学院大学経済学部卒業。2006年中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。2010年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学経済学部助教、元・三菱経済研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuno
3
ニューケインジアンの入門書。初心者が躓きやすい、対数線形化やカリブレーション・シミュレーションの考え方など、丁寧に説明されている。第4章はベイズやMCMCが出てきて難しいが、第1~3章は院試を終えた経済学部生に超おすすめ(自分の頃に欲しかった)。絶版でなかなか書店で選べないが、第1刷は誤植があるため、第2刷以降を入手できるとよいです。2021/02/13
ペンギン伊予守
3
とても丁寧にDSGEを説明し、財政支出による経済効果について導出している。解りやすいことこの上なし!2014/07/03
Yoshitomo Kurokawa
3
難しすぎた。。。マンデルフレミングモデルは知っていたが、それは古い(?)と本の端に書いてあって、経済分野は知らないことが多いな、と自戒。2013/09/19
Józef Klemens Piłsudski
3
DSGEは加藤涼(2007)を読んだ程度。こちらのほうが計算過程を端折ることなく書いているので、特にニューケインジアンモデルの導出過程を追うのにとても助けになった。なお私はませぐち先生本人ではない2012/06/26
強粘結炭
0
最後のMCMC法によるディープパラメーターの推定は,本文に書いてあるように,他の文献で補っていく必要があると思った。2015/12/12